https://news.yahoo.co.jp/byline/kutsunasatoshi/20210501-00235710/
肥満の人が新型コロナに罹ると重症化しやすいことが知られています。
なぜ肥満は新型コロナの重症化に繋がりやすいのか、どれくらい重症化しやすいのか、についてご紹介します。
なぜ肥満の人はコロナに罹ると重症化しやすい?
流行初期、特にアメリカ合衆国にも新型コロナの流行が広がった2020年3月以降から、肥満が新型コロナの重症化リスクであることが注目されてきました。
肥満のある人が新型コロナウイルスに感染すると重症化しやすいことが分かっています。
これは肥満の人にみられる、
・高血圧、心血管疾患、脳血管疾患、2型糖尿病や脂質異常症、慢性腎臓病などの基礎疾患
・交感神経系およびレニン-アンジオテンシン-アルドステロン系の慢性的かつ過剰な活性化
・凝固能の亢進と血栓塞栓症の発症傾向
・慢性炎症反応
・肺の換気低下、睡眠時の呼吸障害
アメリカの医療機関で新型コロナと診断された6916人についての解析では、BMI(Body Mass Index)が18.5~24の患者と比較して、40~44の人は2.68倍、45以上の人は4.18倍死亡リスクが高かったと報告されています。
また、今週過去最大規模の肥満と新型コロナに関する研究がオックスフォード大学の研究者らから発表されました。
イギリスで診断された20歳以上のQResearchというデータベースに登録された約700万人を対象に、BMIと新型コロナとの関係について解析が行われています。
平均BMIが26.8であった6,910,695人のうち、0.20%が新型コロナで入院し、0.02%が集中治療室(ICU)に入室し、0.08%が死亡しています。
BMIは23以上で新型コロナによる入院が増加し、28以上で死亡が増加した、とのことです。